

なので、どうしても婚活にうまくいかない男性の方は、それらの問題点に気が付いて、いかに改善できるかがポイントです。改善方法さえ理解できれば、婚活しやすい方向に流れます。
今回の相談者さまは『結婚相談所で活動して、うまくいかず、8カ月で退会。現在婚活アプリで活動しているけど、それでもうまくいかないので、助けてください!』とのことでした。
最近起こった出来事を聞いていくと『婚活アプリで、せっかくマッチングした女性と対面できることになったけど、場所決めの段階でお断りが。』というのです。
なぜお断りがきたのでしょう?原因は、何かその過程で、女性目線、無理だなと感じることが起こったから、ということは想像がつきますが、相談者さまは、原因がまったくわからないと言うので、詳しく聞いてみました。
相談者さまは都内のA駅近くにお住まいで、お相手の女性は埼玉県のB駅近くにお住まいとのこと。私がざっくり想像するに、A駅とB駅は1時間半から2時間の距離です。そして相談者さまは、とても素敵なカフェがA駅にあるので、ぜひご案内したいと思って、お相手に提案をしたのだとか。A駅のカフェが嫌なら、都内のC駅、都内のD駅、都内のE駅の素敵なカフェまで丁寧に案内をしたのに、なぜ?ということです。
はい。いまこれを読んでくださっている方は、もうお気づきだと思いますが、相談者さまは何も気が付いていないのです。わかりますよね?
(ほんま)
『その素敵なカフェの名前と住所を具体的にお相手に伝えたのですか?』
(相談者さま)
『いいえ。A駅にある素敵なカフェ、ということだけ伝えました。』
(ほんま)
『そうでしたか。(残念!)』
(相談者さま)
『あ、そういえば、A駅のお店とは具体的にどこのお店ですか?と女性から聞かれたので、A駅が嫌なら都内のC駅、都内のD駅、都内のE駅の素敵なカフェはどうでしょう?と親切丁寧に他の素敵な店まで提案しました。それなのになぜお断りになるのですかね?女性ってわからないです。』
素敵なカフェって、どういうカフェなんですかね?相談者さまご本人がそう感じていても、お相手の女性がそう感じるとは限らないです。どんなお店なのか、実際に行ってみないと。少なくとも、具体的なお店の名前をお相手に伝えて、女性自身で検索してみないと、素敵なお店かどうかなんて。女性がそう感じるかどうかは、わからないです。なぜ、具体的な部分を教えないのですかね?
それよりも、何よりも、なぜ自分の住まいのA駅指定なのですかね?怖いですよ。お茶をした後に自分の住まいに連れ込もうとしているのか?と怖がられても仕方ないです。なぜ自分中心の頭しかないのですかね?お相手の女性もA駅から近いところにお住まいなのでしたら、その提案もありかもしれません。ところがB駅のような遠方にお住いのお相手を自分の駅まで来させようとするとは、まったくありえない選択肢です!
たとえそのカフェがどんなに素敵だとしても、まったく嬉しくないですし、怖いですよ。もちろん誘い方にもよります。『○○という(素敵な、高級な)ホテルがA駅にあるのですが、そこのラウンジで、素敵なアフタヌーンティーをやっていて、前から行きたいと思っていたのですが、一人では、なかなか行かれないので、もしよろしければご一緒していただけませんか?僕のほうでごちそうしますので。』これなら、断る女性は少ないかも。
『A駅の素敵なカフェ』だけでは、情報が全然足りないですし、自分の住まいのエリアを選択している時点で、どんだけ自己中なのか?相手の立場を察することができない人なのか?そう思われても仕方ない行動です。怖い以外にないです。その上、C駅もD駅もE駅も、どれもお相手の女性からしたら、遠い場所ばかりなんですよ。普通に考えて、ありえないんですよ。
初対面だから、できるだけ雰囲気のいい場所を考えた、自分はちゃんと相手のことを考えてやった、なのになぜ?ということだと思いますが、まず、考えるポイントが、ずれているんです。
相談者さまとお相手の方は、正式にお付き合いしてる関係ではないのです。いかに素敵な場所に連れていくかではなく(もちろん素敵な場所のほうがいいわけですが)初回は、喫茶店など、落ち着いてお話ができる場所で、趣味の話題をしたりしながら、相性が合うかな?という部分を確認したりできればいいのです。
ということは、相談者さまの住まいのA駅にある素敵なカフェとやらを提案する必要はまったくないのです。お相手の方がB駅にお住まいでしたら、まして、1時間半から2時間の距離でしたら、お相手にその長距離を足を運ばせている時点で、嫌われるのは当然の出来事です。嫌われる行為をしていることに、気が付いてはどうでしょう?なぜ中間地点を提案できなかったのか?残念なことです。
このようにして、問題に気が付いて、1つでも2つでも改善していくことで、必ず良い方向に流れますので、次の出会いのチャンスからは、ぜひ改善してみてください。応援しています!」