

「アラフォー女性から質問がありました。『ながらお見合い』『ながら電話』って普通のことですか?という質問です。どういうこと?思ったのですが、詳しく話を聞いて、とてもびっくりしたのです。
同じ日に連続して2件のお約束があり、1件目は、オンラインお見合いで、お相手はアラフィフ男性。約束の時間になり、お相手のZOOMが起動し始めたことがわかり、安心していたところ、お相手が登場。しかも絶賛、車の運転中!え???とてもびっくりしたそうです。車の窓に映る景色が猛スピードで動いていて。しかも映像は出たのに、声は出ないので、オンラインお見合いを始められなかったのだとか。お相手は片方の手でハンドルをにぎりながら、もう片方の手で、左側に設置した携帯に手をのばしてガチャガチャいじる様子が。とてもショックで、残念な状態でしたが、しばらく女性は忍耐を持って、待ったそうです。でも、オンラインお見合いは実施できなかったそうです。
女性としては、当然、その男性に対しての気持ちは、すでになくなっていたそうですが、念のため、仲人には、事情を伝えて次のような提案をしたそうです。お相手の男性が運転しなくてもいい状態で、落ち着いたところで、もう一度、別の機会にオンラインお見合いの実施をと。結果は、お相手のほうから終了希望の連絡があり、終わったそうです。女性側も気持ちがすでになかったので、お相手から終了の申し出となって、せいせいしたそうです。コレ、絶対、あってはならないことです。お見合いを軽視しているとしか思えない、横柄な態度です。運転しながらなんて、とても失礼です!もし就職できるかどうかを決定するオンライン面接だとしたら、こんなことしますか?!ということです。
そして2件目は、対面のお見合いを終えて、すでに交際スタートしている別の男性でした。次回お会いできるのがだいぶ先になるので、それまでにLINEで通話しようという計画だったそうです。こちらも時間通りに電話が始まったのだそうです。ところが雑音がするので、聞きづらくて『あれ?雑音が!』と言うとお相手が『あ、結構よく言われるんだよね、よくあるよね!』まあ、確かに、インターネット回線での通話では、よくあることなのですが、女性が会話に集中できなくていたところ、その雑音がクリアーに聞こえた瞬間があり『あ、わかった!』と会話を中断して伝えたそうです。『これって、テレビの音じゃない?テレビの音が雑音に入ってくるんだね』ん、、、そういうこともあるのでしょうか?と思っていたところ『あ〜、うん、いまね、テレビ見てる。○○っていう番組見てる。』は???まさか、通話中にお相手がテレビを堂々と見てるとは、彼女は想像もしないことです。しかも男性は、冒頭でテレビを見ていることを一旦隠した上で雑音のせいにしていたのですから、女性からしたら、ショックで仕方ないことです。
もし、長年のお付き合いの相手で、長く知り合い同士で、テレビを楽しんでいたところ、急に電話がきたというシチュエーションでしたら、そういうことは、あるかもしれません。でもそうではないのです。初回お見合い後、また会ってみよう、ということで交際が始まっただけの、まだ、ほとんど関係ができていない状況です。会話の時間を大事にして、相当気を使わなければ、即終了になるというのに!事前に日時を決めていたにもかかわらず、どうして堂々とテレビをつけながら会話しているのでしょう。男性側に悪意がなくても、女性は相当軽視されたことになります。そのテレビ番組は、お相手の女性よりも、婚活よりも、そんなに大事な番組だったのでしょうか?でしたら、独身のまま、テレビを大事にしていけばいいのです。大事な婚活をしているときに、お相手の行動がおかしい、失礼だ!とあなたが感じた時点で、これは即終了、一択ではないでしょうか。
同じ日に2件連続で、このような、失礼な行動をされると本当に気分が悪くなります。当然のことです。婚活と就活は別物ですし、お見合いと面接も別物ではありますが、その場所に出向く時のマナーは、オンラインだろうが、通話だろうが、ほぼ同じではないでしょうか。きちんとした、失礼のない態度で向き合うのが普通だと思います。もしあなたが人事部の部長さんで、採用面接で来た人が、携帯で遊びながらあなたの面接を受けてたら、どう感じますか?」