

「ご相談ありがとうございます。女性の相談者さんは残業のない事務の仕事をしているとのことですが、細かい数字を扱う、とても頭を使う仕事をされていて、しかも通勤距離・通勤時間が長く、結構平日帰宅後はぐったりしてしまうとのこと。そして週末も疲れが取れなくて割とぐったりぎみなので、できるだけ何もせず、ゆっくり過ごしたい派。結婚するのだからお相手との夜の生活のことは理解しているし、行為自体が嫌いなわけでもないし、したくないわけでもない。ただ体が疲れ切っていて、なかなかそこまで気持ちがいかないとのこと。
お相手の男性の気持ちとしては、毎日ではなくても、月に何回というよりは、週に何回したい気分なのだとか。せっかく真剣交際になれた彼ができたのに、温度差があって心配になり、相談してくださいました。夜の生活の話題ができているということは、それ以外の話題もしっかり話せいているのかなと思ったのですが、お住まいや、家事、育児の話題はまだしていないそう。
相談者さん、もっとほかのことも色々お相手とお話ししてみましょう。現在の日々の通勤がたいへんな状況の中、さらに家事や育児、こどもさんの送り迎えは誰が担当しますか?相談者さんのワンオペですか?そうだとしたら、今以上に相談者さんは体がぐったりになることは間違いないですよね。それともお相手も平等に協力してくださる方なのでしょうか?それとも相談者さんは専業主婦を希望されているのでしょうか?
もしおたがいに時間や労力を使えないということでしたら、家政婦さんやベビーシッターさんなどの外注を検討することは可能ですか?それから、お住まいはお相手の職場に合わせた場所へ引っ越されるのでしょうか?それとも平等に中間地点を探すご予定なのでしょうか?今でも通勤距離や時間が長いのに、これ以上だとしたら、もう、たいへんなことになりますよね。
とても大事なことなので、ぜひお相手とよく話し合ってください。例えば、お相手が何もできない状態でしたら、相談者さんのご両親のお宅近くにお住まいを考えるというのも手ですね。ご両親に何かと協力を得るのもひとつの手です。ご実家が遠方なのでしたら無理ですが。その場合は、相談者さんの職場近くにお住まいを考えるといいかもしれません。こどもさんの送り迎えのしやすい場所を探すのがいいですね。そうやって、少しでも相談者さんが体力温存できる方法をお相手と相談して、そして、最終的にはお相手の希望している夜の生活に近づける方法を一緒に考えられるといいですね。
温度差。結婚前にきちんと話し合っていなかったために、離婚してしまうようなことがないように。とても大事なことです。せっかく真剣交際になれた方なので、ぜひしっかり話し合いしてください。でも、どうしても折り合わないこともあるでしょう。その場合には、無理することはないですよ。不幸な結婚だけは避けてくださいね。」