

「こんにちは。『改善婚活ほんま』をいつも楽しみにしてくださってありがとうございます。今回はドラマ好きの20代婚活女性が来てくれました。昭和のサスペンスドラマの再放送。みなさんは見たことがありますか?今回の女性は今どきの新しいドラマだけでなく、古いものも大好き。ところが、どれもこれも違和感を感じるシーンが多いとのこと。どのような部分に違和感を感じたのでしょう?
事務所のシーンでは上司が部下へ大声をあげてパワハラ。事務所の部屋の中でおじさんがたばこスパスパ。古くて大きなパソコン。携帯も大きかったり。着ている服装。男性も女性も今と全然違っていたり。
それだけではなく、夫婦の家庭内のシーンも引いてしうほどに違和感がたまらないと感じるそう。夫役の男性は、とにかく偉そうな振る舞い。自分中心の、自分が一番偉いと思っている王様、ご主人様の振る舞い。女性は召使いのようにおとなしく夫の言うままに動かなくてはいけない。王様が『めし!』『風呂!』と言えば召使は『はい!』と言って従うのです。王様には絶対服従。王様の機嫌を壊すようなことをちょっとでも言えば『誰の稼いだお金で生活できていると思ってるんだあ!』と怒鳴りちらす。そんな偉そうな王様夫がとても気になるとか。
はい、はい。昭和世代の夫婦関係のすべてがそうだったわけではないと思いますが、私自身もドラマが大好きで、いくつかのドラマのシリーズは好んで見たりするので、とてもよくわかります。確かに違いが多く見られますし、私自身も、ものすごく気になるんですよ。昔の夫婦関係が!
今、こうして婚活のお手伝いをしていますので、普通の生活をしている方に比べると余計に気になります。本当に時代の変化も感じますね。特に女性は新しい時代の移り変わりに乗れている方が多いように感じます。男性は難しいですね。昭和のドラマのような夫婦をイメージしたままの方が多いように思います。
家のこと、子供のことはすべて妻が行う。これまで母親がやってくれてたすべての自分のためのお世話は、結婚すると妻がすべてやってくれる。食事のお世話、洗濯、掃除、子供のお世話、送り迎えも全部妻の仕事。自分はこれまで通り頑張って働くだけ。奥さんができれば好きにHもできる。そういうイメージを持って婚活している男性の割合がものすごく多いです。年上世代の男性になると、これに介護も入ってきます。自分の親の介護は妻が全部やって当然。
妻は夫の奴隷なんでしょうか?違いますよね。お住まいの地域によって考え方の違いはあるかもしれないですが。婚活中の女性は、そうは思っていないのではないですか?『私だって働き続けようと思っているのに!何で男の人は何もやらなくてよくて女性だけ全部を押し付けられなければいいけないの?』
女性の婚活を頑張っている方は、このあたりは結婚前にしっかり話し合いをしなければいけないです。『ふたりの生活が始まってからでないとわからないからから結婚してから考えよう!』とか『そのときによって仕事の状況が違うから手が空いている方がやろう』とか、もっともらしいことを言って女性をだまらせるパターンがよくあるんですが、女性の方はそういうことにだまされないように!しっかり前もって話し合うべきです!自分のほうから言い出しづらいことかもしれませんが、とても大事なことです。
まともに取り合って話し合いできないお相手と結婚して、こんなんじゃなかった、、、、と悲しんでいる女性を多く見ています。
男性の方にもアドバイスします。もし婚活がうまくいってないという男性がいましたら、このあたりをしっかりお相手の女性と話し合って、お相手を安心させることができるようになってください。特に、お相手の女性に共働きを求めたいと思っている方は『家事も育児も自分の仕事。女性だけに一方的に押し付けることはありません!』と認識しましょう。お相手としっかり向き合って話し合おうとする男性はとても貴重です。とても好感が持てますし、女性のほうが安心して結婚に前向きになれる率があがると思います!」