「会話が苦手な40代婚活男性。会話ができないので、事前に用意した結婚の条件リストを読み上げる。」

女性
「会話が苦手な40代婚活男性。会話ができないので、事前に用意した結婚の条件リストを読み上げる。」
ほんま
「女性からのお見合い後の報告です。40代の男性とのお見合いだったそうです。男性側の趣味と女性側の趣味で共通点があったので、女性のほうからお申し込みをしたところ、男性側が受諾されたとのことで、ZOOM見合いになったそうです。

お見合い当日。期待してZOOM画面上でお待ちしていたところ、まったく写真と全然違う人物が登場したとのこと。本当にびっくりしたそうです。何かZOOMの設定やリンクに間違いがあったのでは?と思ったそうです。登場した方の、その後の説明により、その方はお見合い相手ご本人ではなく、相談所のスタッフの方だったそうです。ご本人がZOOMのやり方がわからなかったので、相談所で設定したとのことでした。たいていの場合、コロナを考慮して、他の人との接触を避ける目的で、ご本人がご自宅などの場所でZOOMの設定を行うのですが、もし相談所の助けを借りる場合は、仲人さんを通じて「ZOOMのやり方がわからないので相談所に出向いてZOOMお見合いを行います」などのように、事前にお相手の方にお知らせをしておくと、お相手をびっくりさせずに済むのではないでしょうか。

さらにびっくりしたのは、相談所の方のご挨拶の後、そのパソコンの向きを変えると、お見合いご本人の顔がようやく見えたそうですが、そのときに事務所の様子がちらりと映って、どうやらこじんまりとした小さな事務所で、すぐそばに相談所のスタッフがそのままいるような環境で、男性がとても話しづらそうな状況だったようです。ん、、、もしそれが本当だとしたら、男性側も話しづらいですよね。女性側も、それを感じ取って、やはり話しづらかったとのことでした。ZOOMの使い方は、できればご自身で勉強できるといいですね。動画やサイトなど、使い方を説明しているものはたくさんありますし、それほど難しくはないと思うのです。

さて、おふたりは共通の趣味があったので、まずは趣味の部分から会話を始めたとのこと。でも、ほとんど会話が盛り上がることはなかったようです。残念ですね!でも今回のお見合いの場合は、環境の問題だけではなかったようです。男性側の会話力の部分も厳しかったようです。結局のところ、女性側から何かを質問してもすぐに終わったり、会話も盛り上がらないので、男性側から会話をしていただけるように、あえて女性側から「間(ま)」をおいたそうですが、男性側は、次に何を話してよいのか言葉が見つからず、困った様子になったそうです。

そこで登場したのが男性が事前に準備した結婚の条件リストだったそうです。会話に困った時に取り出すために準備されていた様子だったそうです。男性がリストを見ながら読み上げました。あれこれ尋問(?)されたそうですが、ほとんどの質問に対して女性側の回答は問題なくクリアしていたそうです。ただ、女性の気持ちとしては、まったく気分が悪かったとのこと。そもそも、まともに普通の会話ができないのに、会話ができないからといって、リストを取り出してくるとは。しかも、どれも男性主体となった条件であり、男性側の条件に女性側が合わせられるのかを確認するだけのもの。つまり女性の気持ちを考慮するものは何もなく、男性側の条件を述べただけのものであったということです。

このような方は難しいですね。お見合いでは、まずは相性がどうなのかを確認していただきたいです。今回の場合では、会話自体が成り立たっていなかったのですから、女性としては、もうその時点で、この男性とは難しいと感じていたわけです。その上、条件チェックが出てきたのですから、もうおしまいですね。男性の方で会話が苦手な方は、どんなに苦手だとしても、お見合いのときに条件リストで会話を埋めるのは、絶対にやめてください!そんなことをするよりも、お相手のプロフィールをじっくり読んで、どういう会話をしていったらいいのか、どのような会話をすると楽しい時間になるのか、そういうイメージをふくらませるようにして事前の準備をしていただきたいです。」